30代の矯正治療

「前から気になっていた歯並びをきれいにしたいけど、今更遅いかな?」

「できるだけ目立たないように矯正治療したい」

「矯正治療の費用や期間って結局どのくらい?」

矯正治療を始めようと思う時、様々な疑問や不安があると思います。

当院では子育ての区切りや結婚の節目に歯並びを整えたいという方、仕事が落ち着いて健康に意識が向き始めた30代の方が矯正治療を受けられています。

ここでは当院の30代の矯正治療の治療や費用などについてご案内します。

30代で矯正治療はやるべき?

プライベート、ビジネス、体の健康面で変化が見られる30代。

もしかしたら悪い歯並びが、あなたの今後の人生に影響してしまうことも考えられます。

30代で矯正治療をするべきなのかを様々な観点からみていきましょう。

 

周りの人からの印象

 

お友達との会話や食事の場面で、自分の口元や歯並びをどのようにみられているのかを気にされている方が多くいらっしゃいます。

10~50代の男女計1000名を対象にした「歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査」によると、歯並びと第一印象が関連するとお考えの方が7割近くいることがわかり、年齢や男女問わず歯並びを意識していることが伺えます。

髪や肌と同じように、歯並びがキレイだと周りの人に清潔感や誠実さなどプラスの印象を与えることにつながるでしょう。

 

プライベートやビジネスへの影響

 

前述した同調査での歯並びと人生の場面に関するアンケートによると、

ビジネスや異性との付き合いの場面において、歯並びが美しいことは良い結果を得られる要因になりそうだと考えている方が多いことがわかりました。

口元にコンプレックスのない素敵な笑顔は人生を豊かにしてくれるかもしれません。

 

加齢変化によるお口の健康への備え

 

2016年の歯科疾患実態調査によると、20本以上の歯を有する方の割合は40代の後半から減少し始めます。

このような原因として加齢変化や生活習慣(歯ブラシや食生活、喫煙など))の積み重ねが考えられ、今はまだお口の健康に問題を感じない方も将来的に悩まされる可能性があります。

いまのうちから矯正治療により歯並びを整えることで歯磨きがしやすくなり、歯や歯茎の健康と予防につながります。

 

歯並びのタイプと当院での内訳

悪い歯並びは顎のズレや歯の傾きによって様々な種類に分けられます。

ここでは、あなたの歯並びはどれに当てはまるのかみてみましょう。

 

叢生(そうせい)、八重歯

 

叢生

叢生とは歯が並ぶ隙間不足によって起こるデコボコのことを指し、「八重歯」もこれに含まれます。

歯と歯の間に汚れが詰まりやすく、これにより虫歯や歯周病になりやすい状態といえます。

厚生労働省が行った歯科疾患実態調査によると、日本人の不正咬合の44.3%が該当しており、多くの方が悩まれています。

 

上顎前突、出っ歯

 

上顎前突

上の歯が前に出ていることで口元の見た目に影響しやすく、お口が閉じにくいために口呼吸になりやすい状態です。

日本人の不正咬合では叢生に次いで、2番目に多くみられます。

 

空隙歯列、すきっ歯

 

空隙歯列

歯と歯の間に隙間があり、笑った時の見た目や発音に影響が出やすい歯並びです。

歯の形が小さい方、舌に悪い癖を持つ方に見られやすいです。

 

開咬

 

開咬

噛んだ時に上下の前歯が重ならず、物が噛み切れない歯並びです。

奥歯でしか物が噛めないので非常に負担がかかりやすく、顎関節にも症状が出てしまう場合があります。

 

過蓋咬合(かがいこうごう)

 

過蓋咬合

上の歯が下の歯を覆い隠すほど深く噛んでいる状態で、下顎の動きが制限されて顎関節症になりやすい歯並びです。

 

下顎前突、受け口

 

反対咬合

上下の前歯のかみ合わせが下逆になっている状態で、下顎が前に出てしまい見た目に悩まれている方が多い歯並びです。

 

上下顎前突

上顎前突症

上下の前歯が前に出ていることで口元が膨らみやすい状態で、「口ゴボ」とも言われています。

無理に口を閉じると、下あごに梅干しのようなシワができてしまうことがよく見られます。

 

当院の30代の患者さんの歯並びの内訳

叢生や上顎前突が当院で治療している歯並びの中でも多くを占めております。

日本人に多く見られ、特に見た目に影響しやすい歯並びであるからと思われます。

 

矯正治療の注意点

ここでは矯正治療を受けるにあたり知っておきたい3つの注意点についてご説明いたします。

 

矯正治療前に歯周病や虫歯があるか

矯正治療を始めるにあたり、歯と歯茎が健康であることが望ましいです。

虫歯や歯周病の疑いがみられた場合には、矯正治療開始前にかかりつけ医で治療を受けていただいております。

かかりつけの歯科医院がない場合には、お住まいの近くにある歯科医院を紹介することもできますのでご安心ください。

 

矯正治療中のセルフケアが大切

マウスピースの手入れ

矯正器具によって通常よりもお口の中に汚れ(プラーク)が溜まりやすくなります。

そのため、食事の都度、丁寧な歯ブラシが必要になります。

当院では矯正治療中にできる限り虫歯や歯周病にならないよう、歯ブラシ指導に力を入れております。

 

治療後は後戻り防止の努力が必要

マウスピース矯正

装置を外した直後は非常に後戻りがしやすい状態です。

”歯を動かす治療”が終わったら、保定装置(リテーナー装置)の使用と治療後の定期的なメンテナンスにより後戻りを防止する必要があります。

当院では、快適に使用しやすい透明のマウスピースタイプの保定装置をお渡ししております。

 

 

歯を抜く矯正治療と抜かない矯正治療

見た目への影響

成人の矯正治療は大きく分けて、歯を抜く方法抜かない方法があります

歯並びの状態や唇の見え方などによって、歯を抜くか抜かないかは矯正専門の歯科医師の間でも判断が異なります。

歯を抜かないことで並べることで治療後の後戻りがしやすかったり、唇が前に出てしまい口元の見た目が悪くなってしまうことが予想される場合には歯を抜く治療を当院ではご提案することがございます。

以下に歯を抜く矯正治療が必要になる場合を示します。

何かわからないことがございましたら、初診相談時にお聞き下さい。

 

歯を抜く矯正治療になる可能性が高いケース

■1.顎の大きさが歯の大きさに比べて小さい場合

あごの大きさに比べ明らかに大きい場合

顎の大きさが小さい、歯が大きいことはスペース不足につながりガタガタの歯並びになります。

歯をキレイに並べる際に大きなスペースが必要となる場合は、歯を抜く矯正治療の可能性が高くなります。

 

■2.上顎と下顎のズレがある場合

部分矯正が向いている人

上顎と下顎のズレが大きい場合には、ズレを補正してかみ合わせを整えます。

根本的な解決は顎の手術ですが、手術しない場合には歯を大きく動かす必要があるために、歯を抜く矯正治療の可能性が高くなります。

 

■3.口もとの改善を図る場合

口もとの改善を図る

日本人は唇が前に出てしまうお顔立ちの傾向にあります。

口もとの評価の基準となるEラインに対して、大きく前に出ている場合には歯を抜く矯正治療の可能性が高くなります。

 

歯を抜かない矯正治療になる可能性が高いケース

■上記3つに該当しない

歯を抜く治療に比べてデメリット(口元も見た目の悪化、後戻りや歯肉退縮のリスク)が少ない場合には、歯を抜かない矯正治療を選択します。

そのため、上記の3つに該当しない方が歯を抜かない矯正治療になる可能性が高いといえます。

近年、様々な治療法や器具により歯を抜かない治療の適応範囲が広がりましたのでご相談ください。

 
 

歯並びでお悩みの方、
お気軽に矯正相談へお越しください。

 
 
 

当院の30代の矯正治療の安心ポイント

当院での成人矯正の特徴をご紹介します。

様々な器具や治療法を取り扱っており、仕事や結婚、出産など一人ひとりの生活に合わせた治療プランを提案いたします。

 

丁寧な初診相談

カウンセリングルーム

矯正専門の歯科医師による「1時間の初診相談」を行っております。

歯並びの状態や期間、費用について具体的にご説明しますので気になることは何でもお聞き下さい。

 

目立ちにくい矯正治療の取り扱い

ホワイトワイヤー

30代の方の多くが、治療中の矯正器具の見た目を気にされていると思います。

そのため、当院では歯の色に近い目立たない器具や透明なマウスピースを取り扱っており、安心して治療を受けられるように器具を取り揃えております。

成人矯正の器具に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

 

お支払いは分割払いが可能

出っ歯(上顎前突症)の治療費、どのくらい?歯列矯正にかかる費用の内訳

当院では多くの方が分割払いでお支払いいただいており、治療が終わるまでの間にゆっくりと無理なく治療を受けられています。

分割手数料はかかりませんので、ご安心下さい。

治療開始前の精密検査に基づいて、費用やお支払い方法について詳しくご説明致しますので、よくご相談下さい。

 

安心の2年保証

部分矯正の効果

治療後もきれいな歯並びと笑顔を維持するためのサポートを致します。

矯正治療後の歯の後戻りに関しては2年間保証しております。

 

当院の矯正治療の期間と費用について

当院における矯正治療の期間と費用についてご説明します。

 

治療期間

30代の方の矯正治療の期間は平均で2年で、月に1回の通院頻度となります。

毎回の処置は、30~45分程度の時間がかかります。
 
結婚式までにきれいにしたいとお考えの方は治療期間などを逆算して矯正治療を受ける準備をしてみてはいかがでしょうか。

結婚式までの矯正治療に関しては下記の記事をご参考にしてください。

 

費用について

医療費控除

当院の30代の矯正治療の総額は100~110万円が目安です。

当院で矯正治療を行う場合の費用の内訳をご紹介します。

 

治療に入る前までに必要な費用

精密検査・診断料・・・55,000円(税込)

 

治療がスタートしてから必要な費用

治療基本料・・・88万〜110万円(税込)
毎回の処置料・・・3,300〜5,5000円(税込)

 

当院の治療基本料には保定期間中の費用も含まれているため、毎回の処置料(装置の調整や交換、歯ブラシ指導、メンテナンス費用)以外に追加で費用をいただくことはございません。

最大18回の分割払い(※分割手数料なし)に対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。

また、治療にかかった明細を確定申告時に提出し、医療控除が適用された場合には治療費の負担を軽減することができます。

 

まとめ

歯並びは気になるけれど、器具や期間などを考えるとなかなか踏みとどまってしまうこともあるかと思います。

しかし、一生に1回の矯正治療で様々なメリットを得ることができます。

当院では、無理に治療をおすすめすることはございませんので一度ご相談ください。

 

Check Point

■歯並びは人からの印象だけでなく、心身の健康とも関係している。

■歯を抜く治療と抜かない治療があり、顎や口元の状態により治療方針が異なる。

■当院では目立たない矯正器具を取り扱っている。

■30代の矯正治療の治療期間は2年前後で、通院頻度は1ヶ月に1回

■当院での30代の矯正治療の費用はトータルで100~110万円前後

 

 

歯並びでお悩みの方、
お気軽に矯正相談へお越しください。

 

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