20代の矯正治療 

「歯並びをきれいにしたいけど、矯正ってどんなもの?」

「なるべく目立ちにくい矯正器具がいいんだけど、、、」

「矯正の費用ってどれくらい」

矯正治療が初めての方は気になることばかりですよね。

20代の方は美意識に対する関心が高く、より好印象で美しい口元を求めて矯正治療を始める方が多くいらっしゃいます。

ここでは当院の20代の矯正治療の治療や費用などについてご案内します。

20代で矯正治療はやるべき?

就職活動、仕事や人間関係、結婚など様々な出会いが多い20代。

もしかしたら悪い歯並びが、あなたの今後の人生に影響してしまうことも考えられます。

20代で矯正治療をするべきなのかを様々な観点からご説明します。

 

周りの人からの印象

歯並びは口元の印象を大きく左右します。

会話や食事などの何気ない日常生活において、自分の口元は周りの人からどのように見えているのか気になさっている20代の方は多くいらっしゃいます。

10~50代の男女計1000名を対象にした「歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査」によると、歯並びが第一印象に関係すると回答した人が7割近くいることがわかり、多くの方が歯並びを意識していることが伺えます。

 

プライベートやビジネスへの影響

前述した同調査での歯並びと人生の場面に関するアンケートによると、

異性との付き合いやビジネスの場面において、歯並びが美しいことは良い結果を得られる要因になりそうだと考えている方が多いことがわかりました。

髪や肌と同じように、歯並びを整えておくと清潔感や誠実さなどプラスの印象をもたらしてくれるでしょう。

 

体や心への影響

悪い歯並びを放置しておくことによる体や心への影響についていくつか見てみましょう。

 

生涯のコンプレックス

コンプレックスを抱え続けないといけない

歯並びを気にするあまりに、会話や写真を撮る時に歯を見せて笑うことをためらってしまう方もなかにはいらっしゃいます。

歯並びを改善することで、口元のコンプレックスを解消することができて今まで以上に素敵な毎日を楽しく過ごせるかもしれません。

 

虫歯や歯周病のリスク

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

歯並びが悪いために汚れや食べカスが歯に残りやすくなり、歯を失う原因である虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

矯正治療で歯並びを整えることで、歯磨きをしやすくなり将来的なお口の健康や予防につながります。

 

体の歪み

左右均等に力がかからず、体の歪みにつながる

かみ合わせが悪いことで、左右の噛む力のアンバランスが生じて体の歪みを引き起こす原因になります。

また、顎関節症や肩こり、腰痛などの日常生活へ支障を及ぼしてしまう可能性もあります。

 

 

このように、歯並びは見た目だけでなく健康面を考えても重要なものであることがご理解いただけましたでしょうか。

矯正治療は決して無理にするものではありませんが、一生に一度の人生の中でやっっておいた方がよい治療であるといえます。

 

歯並びのタイプと当院での内訳

不正咬合は(悪い歯並び)は、顎のズレや歯の傾きによっていくつかの種類に分けられます。

あなたの歯並びはどれに該当するでしょうか。

 

叢生(そうせい)、八重歯

 

叢生

日本人の不正咬合の44.3%がデコボコである叢生に該当します。

犬歯が外側に大きく飛び出して生えている「八重歯」もこれに含まれます。

歯の大きさに対して顎が小さいために、歯が本来生えるべき位置に収まり切らずはみ出てしまっている状態です。

 

上顎前突、出っ歯

 

上顎前突

日本人の不正咬合で2番目に多いのが上顎前突で、「出っ歯」とも呼ばれている歯並びです。

上の前歯が極端に外に傾いていたり、下顎が後ろに下がっているケースが考えられます。

上の前歯をぶつけやすい、口が閉じにくく口元の見た目が悪くなりやすいことがデメリットとしてあげられます。

 

空隙歯列、すきっ歯

 

空隙歯列

歯と歯の間に隙間が大きく開いた状態で「すきっ歯」とも呼ばれ、特に上の前歯に隙間が見られます。

上の前歯に隙間が開いていると笑った時の見た目やサ行の発音に問題がでてきます。

 

開咬

 

開咬

開咬とはカチンと奥歯で噛んだ時に、上下の前歯が重ならずに隙間が見えてしまう状態です。

前歯で食べ物を噛み切りにくかったり、前歯のすき間から空気が漏れてしまうことから発音が不明瞭になりやすい方が多いです。

奥歯に負担がかかりやすく、将来的に健康な歯を残すうえで不利な歯並びです。

 

過蓋咬合(かがいこうごう)

 

過蓋咬合

過蓋咬合は上の歯が下の歯を深く覆ってしまうため、顎の動きに制限が起こり顎関節症になりやすい歯並びです。

 

下顎前突、受け口

 

反対咬合

下顎前突は前歯のかみ合わせが上下逆になっている状態で、「受け口」や「しゃくれ」とも呼ばれます。

顎が前に出て、見た目に悩まれている方も多い歯並びです。

 

上下顎前突

上顎前突症

上下顎前突は口を閉じようとすると口元がモッコリとしてしまう状態で、「口ゴボ」とも言われています。

口が閉じづらく、無理に口を閉じようとすると下顎のオトガイ部に梅干しのようなシワができてしまいます。

 

当院の20代の患者さんの歯並びの内訳

当院に通院中の20代の方の歯並びの割合を調べたところ”叢生””上顎前突”の方が多いことが分かりました。

この2つの歯並びは日本人に多く、見た目にも影響しやすいためであるからと考えられます。

 

矯正治療の注意点

ここでは矯正治療を受けるにあたり知っておきたい3つの注意点についてご説明いたします。

 

矯正治療前に歯周病や虫歯があるか

矯正治療を始めるにあたり、歯と歯茎が健康であることが望ましいです。

虫歯や歯周病の疑いがみられた場合には、矯正治療開始前にかかりつけ医で治療を受けていただいております。

かかりつけの歯科医院がない場合には、お住まいの近くにある歯科医院を紹介することもできますのでご安心ください。

 

矯正治療中のセルフケアが大切

マウスピースの手入れ

矯正器具によって通常よりもお口の中に汚れ(プラーク)が溜まりやすくなります。

そのため、食事の都度、丁寧な歯ブラシが必要になります。

当院では矯正治療中にできる限り虫歯や歯周病にならないよう、歯ブラシ指導に力を入れております。

 

治療後は後戻り防止の努力が必要

マウスピース矯正

装置を外した直後は非常に後戻りがしやすい状態です。

”歯を動かす治療”が終わったら、保定装置(リテーナー装置)の使用と治療後の定期的なメンテナンスにより後戻りを防止する必要があります。

当院では、快適に使用しやすい透明のマウスピースタイプの保定装置をお渡ししております。

 

 

歯を抜く矯正治療と抜かない矯正治療

見た目への影響

大人の矯正治療では大きく分けて、歯を抜く方法抜かない方法があります。

歯並びの状態や口元の見え方、後戻りの可能性などを考慮して、歯を抜いた方がよい場合がございます。

以下に歯を抜く矯正治療が必要になる場合を示します。

何かわからないことがございましたら、初診相談時にお聞き下さい。

 

歯を抜く矯正治療になる可能性が高いケース

■1.歯の大きさがあごの大きさに比べ明らかに大きい場合

あごの大きさに比べ明らかに大きい場合

日本人の方の多くはあごの前後的な幅が短く、歯が収まるスペースを十分に有しておりません。

例えるならヒト(歯)が28人(永久歯28本)いるのに対し、座れる椅子(あご)は26人分しかない状況です。

そのため、あごの大きさにあわせて歯を抜くということが必要になるケースがあります。

 

■2.上顎と下顎のズレがある場合

部分矯正が向いている人

歯の土台となる上あごと下あごがズレている方(出っ歯、受け口、開咬など)は上と下の歯を動かしてズレを補う必要があります。

その際に、歯を大きく動かすスペースが必要となるため歯を抜くというケースがあります。

また、あまりにも大きくズレている場合は外科的な手術を伴う矯正治療が必要となります。

 

■3.口もとの改善を図る場合

口もとの改善を図る

日本人は口もとの評価の基準となるEラインに対し、唇が前に出やすいお顔立ちの傾向にあります。

前歯を引っ込めることで、美しく機能的なお顔立ちになることが予想された場合、歯を抜く矯正治療をご提案することがございます。

 

歯を抜かない矯正治療になる可能性が高いケース

■上記3つ以外の状態

歯を抜かないで口元や歯のズレが改善出来る場合には、歯を抜かない矯正治療が第一選択となります。

奥歯を後ろに送る、前歯を外側に傾ける、歯を薄く削るなどの方法により歯を動かして理想的なかみ合わせに近づけます。

近年、様々な治療法や器具により歯を抜かない治療の適応範囲が広がりましたのでご相談ください。

 

歯並びでお悩みの方、
お気軽に矯正相談へお越しください。

 

 

当院の20代の矯正治療の安心ポイント

当院での成人矯正の特徴をご紹介します。

様々な器具や治療法を取り扱っており、仕事や結婚、出産など一人ひとりの生活に合わせた治療プランを提案いたします。

 

丁寧な初診相談

カウンセリングルーム

矯正専門の歯科医師による「1時間の初診相談」を行っております。

歯並びの状態や期間、費用についてご説明しますので気になることは何でもお聞き下さい。

当院の矯正相談について詳しくはこちらをご覧ください。

 

目立ちにくい矯正治療の取り扱い

ホワイトワイヤー

見た目やおしゃれに気を使う20代の多くが、治療中の矯正器具がついた場合の口元をご心配されています。

そのため、当院では歯の色に近い目立ちにくい器具や透明なマウスピース型矯正歯科装置を取り扱っており、安心して治療を受けられるように器具を取り揃えております。

成人矯正の器具に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

 

お支払いは分割払いが可能

出っ歯(上顎前突症)の治療費、どのくらい?歯列矯正にかかる費用の内訳

当院では多くの方が分割払いでお支払いいただいており、治療が終わるまでの間にゆっくりと無理なく治療を受けられています。

分割手数料はかかりませんので、ご安心下さい。

治療開始前の精密検査に基づいて、費用やお支払い方法について詳しくご説明致しますので、よくご相談下さい。

 

安心の2年保証

部分矯正の効果

治療後もきれいな歯並びと笑顔を維持するためのサポートを致します。

矯正治療後の歯の後戻りに関しては2年間保証しております。

 

20代の矯正治療の期間と費用について

当院における矯正治療の期間と費用についてご説明します。

 

治療期間

20代の方の矯正治療の期間は平均で2年で、月に1回の通院頻度となります。

毎回の処置は、30~45分程度の時間がかかります。

就職活動までに、、、結婚式までに、、、、きれいにしたいとお考えの方は治療期間などを逆算して矯正治療を受ける準備をしてみてはいかがでしょうか。

結婚式までに、ある程度の見た目を整えておきたいという方の治療も行っていますのでご相談ください。

結婚式までの矯正治療に関しては下記の記事をご参考にしてください。

 

費用について

医療費控除

当院の20代の矯正治療の総額は100~110万円が目安です。

当院で矯正治療を行う場合の費用の内訳をご紹介します。

 

治療に入る前までに必要な費用

精密検査・診断料・・・55,000円(税込)

 

治療がスタートしてから必要な費用

治療基本料・・・88万〜110万円(税込)
毎回の処置料・・・3,300〜5,500円(税込)

 

当院の治療基本料には保定期間中の費用も含まれているため、毎回の処置料(装置の調整や交換、歯ブラシ指導、メンテナンス費用)以外に追加で費用をいただくことはございません。

最大18回の分割払い(※分割手数料なし)に対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。

また、治療にかかった明細を確定申告時に提出し、医療控除が適用された場合には治療費の負担を軽減することができます。

 

まとめ

歯並びは気になるけれど、器具や期間などを考えるとなかなか踏みとどまってしまうこともあるかと思います。

しかし、一生に1回の矯正治療で様々なメリットを得ることができます。

当院では、無理に治療をおすすめすることはございませんので一度ご相談ください。

 

Check Point

■歯並びは人からの印象だけでなく、心身の健康とも関係している。

■歯を抜く治療と抜かない治療があり、顎や口元の状態により治療方針が異なる。

■当院では目立ちにくい矯正器具を取り扱っている。

■20代の矯正治療の治療期間は2年前後で、通院頻度は1ヶ月に1回

■当院での20代の矯正治療の費用はトータルで100~110万円前後

 

 

歯並びでお悩みの方、
お気軽に矯正相談へお越しください。

 

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