夏休みに子供の矯正治療を検討してみてはいかがでしょうか?
みなさんが楽しみにしている夏休みが近づいてきました。夏といえばお子さんも喜ぶ旅行や海に行ったり、バーべキューなど盛りだくさんですよね。
時間が作りやすいこの夏休みだからこそ、計画的に有意義に過ごしていきたいものです。
そのためこの夏休みを利用して、矯正治療を始めようと考えているご家庭もいらっしゃるのではないかと思います。
今回はそのような方に夏休みから始める矯正治療についてご説明します。
なぜ夏休みが矯正治療の良いタイミング!?
矯正治療の開始のタイミングは体の成長や歯の生え変わりが大きく関係しますが、夏休みなどの時間が取れやすさもきっかけとしてよいかもしれません。
ここではなぜ夏休みが矯正を始めるのに良いタイミングかご説明します。
学校の歯科検診で歯並びを指摘されたばかり
6月までに多くの学校で歯科検診があり、虫歯の有無や歯並びの状態をチェックされます。
歯科検診で歯列の異常を指摘されたようでしたら一度、歯列矯正専門のクリニックに相談しましょう。
夏休みはこの検診のあとに直近で時間が作りやす期間なので、矯正相談をするにはおすすめです。
矯正相談では治療をするとしないとで将来的にどういう歯並びになるかの予測を教えてもらえます。
状態によってはすぐに治療はせずに様子をみたり、治療が必要でない場合もあるかもしれません。
早めにお口の状況を確認することが、後悔や心配を減らすことにつながります。
休みの期間中に装置に慣れる
部活や塾、習い事など新学期が始まると目の前のことだけでも精一杯なのに、矯正治療もとなると子供にとっての負担も大きいかもしれません。
できることなら、夏休みの時間がある時に矯正器具に慣れてしまったほうが夏休み後の生活もスムーズにいきます。
矯正の始めたては何回か短い間隔での通院が必要な場合も
矯正治療は基本的には1ヶ月に1回の通院となりますが、矯正治療の始めたての時期には器具の種類によって下準備のために短期間に数回の通院が必要になる場合があります。
そのような場合にはやはり時間の取れやすい夏休みがよいかもしれません。
矯正治療は始めたくてもすぐに始められない!?
夏休みが終わった新学期には学校生活やイベントが控えており、何かと忙しいことも。できることなら夏休み中に矯正治療を開始して、矯正器具に慣れてから新学期をスムーズに迎えたいものです。
ところが、矯正治療は虫歯の治療とは異なり、すぐに治療を行えないことをご存知ですか。
矯正治療を開始するにあたり、まずは➀初診の矯正相談➁精密検査(レントゲンや歯型をとる)➂診断(治療計画の説明)というステップを踏んでから治療がスタートとなります。どこの矯正専門クリニックでもだいたい各ステップはいずれも30分~1時間前後、通常➀~➂の期間は2~4週かかります。
当院では現在のところ最短で2週間ほどいただいております。
また、矯正相談後も即決ではなく、ご家族で一度相談してからや他のクリニックを見てからという場合にはさらに期間が必要となります。
このように夏休みから治療を始めることを考えると時間に余裕をもって、夏休み前もしくは夏休みの前半あたりに相談を済ませておくのがおすすめです。